22世紀吉野桜を愛でる会

奈良・吉野桜 奥千本再生プロジェクト 2014. “吉野山 世界文化遺産登録10周年”記念事業

消えつつある<奥千本の桜>
未来へ!!

今から1300年前、聖武天皇が都を現在の奈良の地に遷都された時を前後して、役の行者が吉野山から大峰山に至る修行道の霊場を拓きました。これが世界文化遺産に認定された吉野山の始まりです。
吉野山はその入口にあたり、吉野山の桜は行者が桜木に蔵王権現を掘り込んだ事から御神木とされ、1300年以上にわたり人々が苗木、若木を持ち寄って植えたことから現代に伝わります。
しかし、現在特に「奥千本」の地域はスギ・ヒノキへの配置植林に加え、たび重なる自然災害も相まって、桜木の減少は甚だしく、今やわずかな本数が残る限りです。
この名山吉野山に、新たな桜の植樹を通じて、世界に誇る文化遺産を生きた姿で22世紀に引き継ぐことに寄与できればと願っております。

一般財団法人 22世紀吉野桜を愛でる会
代表理事 平 典子

献木の桜1500本の植樹が完了

皆様に献木頂いた桜の苗木を奥千本へ植樹する作業が完了しました。
植樹本数はおおよそ1500本になります。

奥千本への植樹は大きく分けて、2つのブロックに分けて植樹致します。
1箇所は、金峯神社北側の地区、もう1箇所は西行庵東側になります。
おおよそに植樹場所を右に地図に示しました。
皆様に献木頂いた桜の苗木がどこの地点に植樹されるかは、厳正な抽選をして決定致しました。
皆様の献木位置情報は、メッセージを苗木に取り付けた写真と併せて、詳細をお送り致します。

天候の不順等で作業が遅れたことをお詫び申し上げます。

吉野山にお越しの方は、事務局へご連絡を頂くと、植樹場所をお教えいたします。

申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

 

プレート取り付け作業を開始しました。

プレートを植樹した桜に取り付ける作業を現在行っております。

この作業が完了しましたら、皆様に位置情報とプレートを撮影した写真をお送りします。

世界遺産の吉野山

吉野山は山全体が世界遺産として登録されており、吉野水分神社・金峯神社・金峯山寺・吉水神社などの世界遺産の建造物を徒歩で回れることも魅力です。
また、吉野山は桜の時期だけでなくアジサイ、紅葉、雪景色など四季折々の色々な表情も楽しめます。

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